車のオンライン販売も購入も大変?ニーズがない?

メーカー主導のサブスクのオンライン販売開始もあり、「ついにネット販売の時代か?!」と言われますが、そうはならないですよって話。

特に新車は、文中にあるようにダイレクト価格にならないとおかしいもんね。
→ならないよね→ディーラーにアフターメンテ投げるんだもんね!
と、売る方も、買う方も、全く価値が見いだせない状態。

だからこそ、ネット完結を希望されるニッチな方に、理由のある安さ で、
細々と当社がネットショップを提供していけるのです。ありがとうございます。

サブスクリプションサービス(個人向けカーリース)のみということもあるのか、スマートフォンにて必要項目を入力するだけで手続きが完了。納車及び納車後のアフターサービスは、申込者が指定するディーラーにて受けることができる。
ディーラーの反応は、“オンラインの活用”という時点でアレルギー反応のような声を聞くことが多い。
ただ、輸入車では比較的好調に推移しているとのことなので、その展開方法や取り組み姿勢などで、反応には多少のバラつきはあるようだ。~
実際オンライン商談を行ったことのあるセールスマンは、じつは限定的なのも事実となっている。
「下取り査定は実際にクルマを拝見しないとできません~実際オンライン商談を行ったことのある同僚に聞くと、最初に『ショールームにきたほうが手間が省けますよ』と説得すれば、たいていは店頭へお客様が足を運んでいただけるとのことです。~面倒なものと現場では感じております」(セールスマン)。
また初めて、しかもオンライン上でしか接していないお客に対し、思い切った値引き提示はできないとのこと。
「いままで会えなかったような、新しいお客に会える」と前向きにとらえるセールスマンもいるが、「オンライン商談はやっていません」とハッキリ言ってくるディーラーも少なくない。
オンライン商談でさえ抵抗があるのに、オンライン販売になんの抵抗もないわけがないのが正直な話。
常識的に考えれば、オンライン販売は“無店舗販売”となるのだから、そこで購入するのが一番お得でなければならない。自動車保険におけるダイレクト保険がその好例となるだろう。
ただ、それを行なえばメーカー自らが“投げ売り”を助長することにもなりかねない。~
販売現場では、ディーラーが納車窓口とメンテナンスセンターに半ば特化したものとなってしまうのではないかとの不安の声もある。「自分たちで販売していないお客様でメンテナンスだけの利用となると、“メンテナンスのお客様”というくくりになり、店舗で購入していただいたお客様は“ウチのお客様”といったものとなるそうです。基本的な接客やサービスに差が出ることはありませんが、“プラスアルファ”面では大きな差が出るそうです。販売担当したセールスマンがいれば、そのセールスマンがいろいろと世話をやいてくれるので、その部分では差が出てくるようです」とは事情通。
“スマホで手間なしで買える”としても、世代が若いほどクルマへの興味は全般で見れば薄まる一方で、都市部では「必要ない」との意見がよりスタンダードなものとなるだろう。
そのような世代を“スマホで簡単”だけで画面を開かせるところまでもってくるのはかなり無理がありそうだ。~
“スマホならお手軽に売れるだろう”と思っていたら大間違い。アナログの世界でしっかり汗をかかなければ、オンラインが新車販売に有効なツールとなるのはかなり厳しいものになるだろう。(21/11/26 ベストカーより)

車のオンラインショッピングが『新しい生活様式』か? にも、
07年から21年8月まで書きためた中に、コロナ騒動ステイホーム中のPRとその後の惨状もありますので、よかったらご覧ください。

06/2/17公開日の記事

約8割のユーザーが、車のネット購入に抵抗を感じているとの結果が出たそうだ。

インターネットでのアンケート結果ということや、
「車の情報がほしい際にはどうしますか?」の問いに対して
64.5%が「インターネット上の情報サイトで調べる」と言っていることからも、
インターネットを積極的に利用している330人だったことは容易に想像できる。

それでもこの数字ということは、全国一般的な話に置き換えれば、車をネット購入する人は超レアケースだということになる。

ま、予想していた通りの結果。
ネット時代到来、IT全盛と思ってしまいがちですが、世の中はそんなでもないのですよね。

僕の周りでも、毎日パソコンを立ち上げると言う人は一人だけ。
PC持っているのも50%くらい。
そのほとんどの人は、週に2~3日立ち上げるかな?といった具合いだ。
(僕の周りだけ、出島状態?)

メディアがあおりすぎていますよね?!
物はネットで買うでしょ?!みたいな。

ちょっと話がそれるけど、携帯なんて話せりゃいいじゃん、TV見れなくても
(電池すぐなくなるし、重いし。携帯の意味がない)
今付いている機能でも、ほとんど使いこなせてないし
(アドレスデータを添付ファイルで送れるの、つい最近知った。)
買い替え、買い替えってあおりすぎですよね?と思うのは私だけ?

車業界に話を戻すと、これからもどんどんITは車業界に入ってくるでしょう。
購入時の情報収集、自動車保険・車検の一括見積もり、車と通信でつないでの顧客管理・ナビとの連動etc
すでにどんどん入ってきていますし。
そして便利になるでしょう。

ただ、購入となると別でしょうね。
特に「車は壊れないのが当たり前!」と思っている日本人には難しいはず。
(ライブドアオートの時にも記事に書いたかも。
「車業界とネットの融合」なんて冠掲げていたけどムリな話だって。
今となるとただ単に株価上げたかっただけだったのね、ってみんなが言うけど)

そこで、当社の優位性が際立ってくるわけです。

当社はネット販売はしておりません。
完全無在庫販売=画像販売なので、よく間違われる(というか、かなりネット販売寄り)ですが。
昭和の売り方『在庫販売』と『ネット販売』の中間ですね。

アンケート結果を見て、さらにやる気が沸いてきました。

車のネット購入に関するユーザー調査によると、約8割のユーザーが、車のネット購入に抵抗を感じているとの結果が出た。
またネット購入に関して、サイトの信頼性を重視するユーザーも8割に上っている。
調査対象は、20代~60代の、男女330人。男女比は男性57.6%、女性42.4%
全体330人のうち、車をネット購入することに抵抗を感じますかという質問に対し、
「とても感じる」との答えは47.0%(155人)で、「少し感じる」と答えた35.8%(118人)
と合計すると82.8%(273人)のユーザーが抵抗を感じているとの結果が出た。
車のオンライン購入サイトに対してこだわるポイントには、80.3%(265人)のユーザーが「サイトの信頼性」をあげており、73.6%(243人)が「アフターケアがしっかりしているかどうか」にもこだわっている。
「取り扱うメーカーや車種」をあげたユーザーは46.1%と半数以下であり、嗜好よりも安全な購入を重視する傾向が強いようだ
しかし、車の情報がほしい際にとる行動としては「インターネット上の情報サイトで調べる」というユーザーは64.5%(213人)となっており、インターネットを積極的に利用するユーザーでも、車の購入に関しては非常に慎重になっていることがわかる。
ただし「その他」との回答の中には「ディーラーへ行く」「店頭に行く」という回答が多く、実際の店舗でのやりとりも、やはり重要視されているようだ。
ネットショッピングが繁盛している状況でも、高額で、人の命を預かる車にはユーザーはとても慎重だ。
信頼性を強くアピールできるサイト運営や、アフターサービスの充実化などを徹底することが、車のネット購入ビジネスの鍵となりうるだろう。 (06/2/17 インターネットコム リサーチより)

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