クルマ買うのは大変?!某雑誌崇拝者購入記

09/2/12 29弾。ちょっと長文ですがいってみよー!(僕の言葉は青で)

2/5 今の車は、平成12年式、4万キロの日産セレナ ハイウェイスターG 次は軽自動車にするつもりです。
セレナは大きすぎて妻や長女が運転しようとしないのです。
5人家族なのですが、家族全員で出かけることはほとんどなくなったのでまあいいかということにしました。
最初に行ったお店はスズキ ワゴンRスティングレーX 平日のせいか、店には販売員風の人は一人だけで、あとはメカニック風の人たちばかりでした。
雑談はあまりせず、淡々と査定と見積もりをしてくれました。雑誌の読者として、次のように条件を出しました。
下取りと値引きは別々に、車庫証明・納車費用カット。条件はあっさりOKでした。なんだか拍子抜け。
使い方間違ってます。
見積もりは、車両122.5万円、値引4万円、消費税59250、諸費用99641、付属品34050(マット、ETC)、付属品値引き3万円、付属品消費税203、下取10万円、下取り車リサイクル預託金相当額13580
下取りありなら1234564、下取りなしなら1341844。買取店が11万円以上で買い取ってくれたら、そちらに売った方が得。
雑誌では目標値引き5万円だったので予想以上。(付属品3万円分プレゼントというキャンペーン中とのこと)
マツダAZワゴンも見積もりしてもらうつもりと告げると、「う~ん、あちらの方が値引きは大きいと思います」と。これも雑誌の通り。
さらに下取り車は買取店でも査定してもらうつもりだというと「買取店の方が高いかもしれませんね」とあっさり。
交渉次第でもっと安くしますという意気ごみが感じられません。
この営業マンの評価を間違える人がよくいますが、最後まで見れば分かるよ。
このあとダイハツへ 査定に時間がかかり、見積もりは後日ということに。ちなみに査定は5万円。
ただ、ざっとこんなもんですという言い方で多少上乗せ可能な感じでした。
車庫証明と納車費用のカットを要求すると一瞬、困ったような表情をしましたがOKでした。
こちらの営業マンの方が普通っぽくて、これから頑張りますといった雰囲気でした。

セレナの下取りについては、半年前の法定点検の時に日産で50万円でした。
この不況で外国の需要が激減し、価格が下がってしまったようです。あの時は「車検ぎりぎりまで乗ってやる」と思っていたのですが、今思えば売っておけばよかったと思うのであります。
コレばかりは読めません。株より難しい。しかも、その時はまだワゴンRはモデルチェンジ前。
私としては、ワゴンRスティングレーがかなり気に入りました。妻はムーヴがお気に入りですが、私はデザインが平凡であまり買う気になりません。コンテは、私はいいと思うのですが妻がかっこ悪いといいます。

2/8 まず買取店へ ここは前回買取ってもらった店です。オークション予測価格35万円、買取価格25万円
多少の上乗せは利くとの含みを持たせてきましたが、もう1件査定してもらうつもりであることを告げると察したらしく、「その店は査定に1~2時間かかることがあって大変ですよ」などどけん制してきました。
マツダへ 買取店の査定額を提示すると査定に向かいましたが、途中でギブアップ。
AZワゴンも総支払額145万円と、スズキより10万円以上高い。雑誌ではマツダの方が値引きが利くと書いてありましたが。はい撃沈。その雑誌、何の役にも立っていません。
ダイハツへ 前回の見積書ができていました。総支払額135万円。これもワゴンRに少しですが及びません。
ワゴンRの条件を伝えると「これでも最大限の値引きです。契約してくれるなら店長にかけあってもう少し考えさせてもらいます」とのこと。なおこのお店では値引きの記載された見積書の持ち帰りはできませんということでした。
ガリバーへ なるほど、さっきの店より時間がかかるのは確かです。登録済みの新古車を買わないかという話まででてきました。
散々話した後、印刷してきた紙には11.4万円。思わず目が点になりました。A店の半額以下です。帰ろうとすると「いくらなら売ってもらえますか?」ときたので、「30万円」と返事したところ、一瞬びっくりした様子でしたが「電話で本部みたいなところと交渉するので少し時間をくれ」といいます。
すったもんだの末に、「わかりました。30万円で買い取りますが、クレームガード保険に6900円かかるのでそれだけ払って欲しい」といわれました。
まあいいかということで契約。予想外に高く売れて満足ですが、交渉に時間がかかり疲れました。ガリバー・・・大丈夫か?
翌朝、マツダからメールが届いていました。昨日は勝負する気配はなかったのですが、総支払額136万円にしてきました。このあたりが限界でしょう。
同じ価格なら本家のスズキの方が後々よさそうな気がします。お店も近いし。
ガリバーですけど、営業マンは笑顔でしゃべりまくるのですが、なんとなく 「車を売るまではこの店から返さないぞ」みたいな威圧感を感じました。文句は言えた立場ではないのですが。

2/11 スズキへ 最終、妻が端数の2076円カットを要求。2千円くらいどうでもいいと思ったのですが譲らず、営業マンはいろんなところから少しずつ数字を引いて132万円に。これで妻も納得し、成約となりました。車庫証明はサービスになりました(感謝)。
本体からの値引38677、オプションからの値引30700、総支払額132万円 ナビ・ETC9万円、3年目の車検前までのオイル交換と法定点検サービス3万円、合計144万円

【教訓】
車種選びと値引き交渉は別々に
(軽なんて値引きは数万円。あちこち行くだけムダです。当社にも問い合わせして来ないでください。)

雑誌の情報もネットの情報も話半分で
(この方ヘビー読者らしいのですが、本の代金分も得してません。)

軽ディーラーで軽以外、輸入車ディーラーで自社ブランド以外の下取りは不利です。買取店に。
(逆に、日産なら日産、トヨタならトヨタが買取店よりいい場合もあります。なぜなら、直売出来る可能性があるから。
軽ディーラーが普通車、BMWがルノーなど、は売りにくいので、下取りは安くなってしまうのです。)

30弾。今回も、月刊車雑誌崇拝者の購入記です。

8店舗を駆け抜ける一大スペクタクル。超長文ですがいってみよー!

エボ6は半年前に車検を通したばかり。11年式で、距離は8万キロほど。それは忘れもしない12/21。東名高速を走らせていたら、バシン!飛び石だ。
そのまま高速を走らせ、帰宅時間はおおよそ夜9時。見積もりは次の週末まで持ち越しに。実際に直すのは年明けだなぁ。すぐに、補修を2万円くらいでしておけば・・・
12/27 ガラス修理見積もり。小さかった窪みは徐々に広がりを見せていた事もあって、補修は無理な事が判明。11万。保険を使っても5.5万ほどに。

年末、親に話をしてみた。母親「やっと、あのうるさい車、乗り換えてくれる気になった?車高も低いし次は普通の車なんでしょ?」
「いや、エボの新しい奴。」
母親「でも、手は入れてないわけだから、今より快適になるのでしょ?」
とりあえず、親は買い換えそのものには反対では無さそうな雰囲気。というよりも、エボ6に対する不満が大きそうだ。
流行のミニバンでもいいかもなぁと思いつつ、書店で月刊車雑誌を購入。「そういえば、エボ6を買う時もこの雑誌見て勉強したなぁ。」
エボXの目標値引きをチェック。おおよそ20万ちょっと。大都市部では30万以上の報告例あり。とりあえず、年明けにカタログ貰ってくるか。

1/4 ホンダA オデッセイのカタログだけでも貰っていくか。オデッセイ 車両価格343万円、下取40万円、値引15万円、328万円 下取りが40万か。とりあえず、下取りの基準は出来た。
雑誌の目標値引きは18万円。最初から15万引いてきた。オプションがたくさんだから、このくらいは普通かな?
トヨタA 「ヴェルファイアのカタログが欲しい」というと、テーブルに案内され、
営業「売れ筋は2.4LのZですね。これが手頃で一番だと思います。」といつの間にか、見積もり作成体制に。
営業主導でどんどんオプションが決まっていく。ヴェルファイア 車両価格334万円、値引25万円、397万円 下取りがホンダと同じとして350万ちょっと。雑誌の目標値引きはオプション込みで30万ほど。
一回目であまり買う気を見せなかったとはいえ、25万引きなら悪くないか?それとも、雑誌の情報よりも早く、自動車業界の不況は進んでいるのかな?

1/5 ガラス修理
1/8 ガリバーへ 下取50万円「今すぐ車を渡して貰えるのなら55万にする」と言われた。
1/9 ラビットへ 下取50万円ガリバーと同じ条件。即日引き渡しなら55万というのも一緒。
1/10 ディーラー巡り
トヨタBに アルファード 値引0万円、下取47万円、417万円 買う気を見せなかったわけではないのだが。
トヨタCへ ヴェルファイア 値引10万円、下取47万円、360万円 下取47万。買取店には及ばないが、先日のホンダよりも高い値段が出てきた。
やはり基準は50万と言ったところか? B店とあまり距離も離れてないし、何か裏で話されたかな?
三菱へ エボX GSR 5MT 車両価格374万円、値引15万円、下取30万円、365万円。社外のナビ+ETCはおおよそ20万くらい。トータル385万。
ほとんどオプションを付けていない状態なのに、この値段。やっぱり手が出ない。しかし、三菱なのに下取30万ってどういう事?
営業「リアスポイラー外しちゃってるじゃないですか?あれが欠損扱いになるんで、その分を引いています。恐らくトヨタではその確認まで出来なかったのではないかと。買取店は50万が出ましたか。うーん。」
なるほど。エボをよく知っている三菱ならではの査定だ。が、このままでは確実に予算オーバー。やっぱりエボXは無理だな。
「正直、下取を除いた予算は350万が限界です。ナビとETCでおおよそ20万と考えると車両には330しか掛けられない。ちょっと厳しいですね。」
交渉する上で、予算は伏せておくのが常套手段だが、今までお世話になってきたので、ぶっちゃけてしまった。
まぁ、この時はほとんど諦めモードだったのもあるんだけど。「後は、正直親に反対されています。まぁ自分の車なんで親の出る幕じゃないんですけど、あまり無用な喧嘩はしたくないのが本音です。予算内でも納得させられる条件が必要かなと思っています。そうなるとやっぱり厳しそうですね。諦めるのは悲しいですが、仕方ありません。」
こっちは予算的に完全に諦めモードなので、ほぼ全てをぶっちゃけた。
ホンダBへ オデッセイ 車両289万円、オプション57万円、値引23万円、下取60万円、290万円と、オプション23万円、値引21万円、260万円
見た瞬間「おおー、すげー。」と驚いてしまった。雑誌の平均値引き額18万を軽く上回る。
下取は三菱の倍。これには正直痺れた。総額でエボXと100万以上違う現実に、かなりクラクラ来てしまった。
トヨタD店に エスティマ 車両価格296万円、値引18万円、下取49万円、307万円 値引18万ではちょっと寂しい。
雑誌での目標値引きは30万以上。こんな物だろうか?車格が同じくらいのせいか、ホンダBと比較してしまい、見劣り感が大きい。
トヨタE店へ ヴェルファイア 値引20万円、下取47万円、345万円
トヨタF店へ エスティマ オプション47万円、値引31万円、下取60万円、282万円と、 オプション22万円、値引22万円、下取60万円、266万円
「これは凄い。」唸ってしまう見積もりが一回目から出てきた。下取りはホンダと同じ60万。ナビ付きの金額ではホンダと2万円の差。こうなると、好みの差と言っても過言ではない。
正直、物静かすぎて頼りないかな?なんて思っていた営業だったが、全く持って見当違いだった。が、エスティマでは純正ナビを選ばざるをえない様だ。
そして帰宅後、三菱営業マン訪問 値引32万円、下取52万円、326万円
なんと衝撃の値引き32万円。まさかの展開にかなりびっくり。

1/11 トヨタA店へ ヴェルファイア オプション22万円、値引36万円、下取30万円、319万円
営業「下取りは買取店の方が評価してくれると思われるので、その方がいいかもしれません。その代わり、取付け工賃はナビ、ETC、バックモニタ合わせて4万でやらせて頂きます。」
おもわず、おーと言ってしまう見積もりが出てきた。確かに、買取店に50万で取って貰ったとして、299万になる。
ナビ、ETC、バックモニタを20万で揃えて319万だとしても、十分検討に値する額だ。かなりの苦手感を持っていた営業だったが、やる時はやってくれる。
トヨタB店へ アルファード オプション47万円、値引27万円、下取47万円、339万円。こっちも買取店に売却したとしても、336万円。先のヴェルファイアの319万と比較すると、ちょっと開きがある。
ナビが純正になってしまうのもちょっとマイナス。まぁ、一回目は値引0だったから、こんなものか?
トヨタE店に ヴェルファイア オプション46万円、値引27万円、下取47万円、339万円。前回より6万円値引きアップだが、アルファードのトヨペットS店と同レベルに落ち着いてしまった。
これ以上の条件が聞けないか迫ると、この場で決めてもらえるのなら、店長と相談しますとのこと。
どうやら、営業の決裁ではここまでのようだ。となると、アルファードも同じで、 ネッツトヨタA店だけが店長クラスの条件を引き出しての価格ということになりそうだ。
ホンダB店 オデッセイ オプション57万円、値引31万円、下取65万円、277万円と、オプション23万円、値引30万円、下取65万円、246万円。「頑張る」とは言っていたが、さらに5万あがるとは思っていなかった。
正直、もうこれで決めてしまってもいいと思っていた。予算から100万近く安いのだ。しかし営業はここで凄い発言をする。
営業「これで他店の見積もりを撃墜しに行ってください。」相当の自信を持っての条件なんだなと思った。
とりあえず、お言葉に甘え、トヨタF店に向かうことにした。あーあ、勢いだけの営業マン・・・やっちまったなー!
出迎えてくれたのは、この間の営業となんと店長さん。
営業「突然ですみませんが、今日このまま決めてくれませんか?」
うーん、先にそう来られてしまったか。店長さんがいた時点で嫌な予感はしていた。一回目から自分の限界ギリギリで条件出してくれたんだろうな。ただ、さすがに今日決めることはできない。
エスティマ オプション47万円、値引31万円、下取62万円、280万円

ますます分からなくなってきたのが、エボ6の価値。この疑念を抱えたまま、本日の最終訪問地である三菱の門をくぐった。
エボX GSR ツインクラッチSST 車両価格399万円、オプション3万円、値引33万円、下取52万円、350万円
やはり、車両本体の上乗せ分がそのまま反映された。しかし、これでは20万のオーバーだ。
自分「今日は三菱を諦めるかどうかを決めるために来ました。こちらの限度額は知っていると思いますが、折り合えば今日決めますので、限界の数字を出してもらえませんか?」
値引44万円、下取55万円、335万円
営業「申し訳ありませんが、これ以上の条件は出せません。」
あと5万円が届かなかった。惜しい、惜しすぎる。が、ここで疑問が頭をもたげる。
「ほんとにこれが限界ですか?」
営業「え?どういうことです?」
「実は下取り額については、これ以上の条件が出ているからです。」
営業「え?本当ですか?」
「信じて貰えないなら、見積書を見せます。その代わり、ここで見せたことは他言無用でお願いします。」
営業「分かりました。見せてもらえますか?」営業「店長と相談してきますので少々お待ちください。」と言い残して、営業さんが慌ただしく店の奥に引っ込んでしまった。
果たして、最後の賭けはどう出るのか?奥に籠もること約5分。厳しい顔をしながら戻ってきた。
営業「このまま下取りの差で負けるわけにはいかないので、総額で希望額の330万円にします。納得してもらえないでしょうか?」
おお、330万に収まった!この時点で値引きの総額が49万円! 結果、2日前の見積もりから、ツインクラッチSSTとフロアマットを5万円で付けてもらったことになり、エボXに乗り換えることになった。
エボ6にまだ乗るという選択もあったはずなのに、あれよあれよという間に条件が出そろって、ハンコを押していた。
貯金はすっからかんになったけど、それもまた人生。もうしばらく、エボと共に歩んでみようと思う。

【ひとこと】 車種選びって、値段だけ?値段次第?ゴネ得なのですか?
三菱さんよ!売れてないからって、自腹切るような事しないでいいよ。いい車作ってるんだからさ。

値引き一桁万円で買った人いっぱいいるんですけど。ゴネたらいいのですか?

それにしても、今回も何の役にも立っていない月刊車雑誌。

こんなのでよく持ってるね。

こういう裏のない情報(本が売れるようにとか、アフィリエイトがどうとかいう裏がない、体験談)の方が役に立つよね。

その他の車種、時期イロイロ→新車購入記(値引き交渉)【目次ページ】

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