実燃費(走行条件による変化)について

実燃費の変化

別サイトに連載しているように、カタログ燃費は詐欺的数字 なので、
当社が『実燃費』として使っている数字は、多くのユーザー様のサンプルから平均を出しています。

ただ、実は同じ車種、同じ年式でも、いただくサンプル燃費には、かなりの幅があります。

ユーザーの走らせ方、メンテナンス度合い、よく使われる道の状況などで変わってくるのですね。

その実燃費の変化について、分かりやすい実験をされていたカー雑誌の記事がありましたので引用します。

※ちなみに、当社の実燃費の使い方は、
お客様の今のお車の実燃費と、データを照らし合わせ、
平均と同じくらいの方は、次の車も平均くらい、
5%いい方は、5%は良いだろう、というように使っています。
(実際、その後『毎年のカーボンオフセット』でお聞きすると、そのような燃費になっています。)

灼熱の燃費テスト省エネ運転実践講座ガソリン高騰で気になる!夏にこんな走り方をすると…これだけ悪化する!(14年10月18日 ベストカーより)

1.荷物満載&乗車定員いっぱい状態での燃費の悪化は?

テスト車両はスズキハスラー。
そしてコースは、BCが誇る通称音羽ニュル(1周約3㎞×3周)である。
このコースは、急な登り坂を含み、燃費には厳しいコースになっている。
まずは、1人で荷物も積まずにテスト。テスト車のハスラーはターボ車ということもあり、快調に走る。
そして記録した燃費は16・4㎞/ℓ。
今度は、フル乗車&荷物満載でテストを敢行!!後部座席の100㎏超の体重を誇る弊社社員を含め、4人乗車で加算重量は約220㎏!そして、ラゲッジには本誌を9束(144冊)積んで+約40㎏。計260㎏の重量が加算されたことになる。
さっそくテストを開始したのだが、「おや?何だかエアコンの効きが悪いぞ。登り坂でもアクセルの踏み込みが少し深くなったなあ」などと思っているうちに燃費計の数値はみるみる落ちていく。
そして、結果は12・1㎞/ℓ!
なんと1人乗車、荷物なしに比べ4・3㎞/ℓも燃費が悪化した!!
ちなみに両テストともほぼ同時刻に行ったので、交通状況や気温にも大きな差はなし。
燃費悪化の大きな要因は、乗車定員の増加による室内温度の上昇と重量の増加だろう。

2.巡航速度80㎞/hを100㎞/hにすると?

テスト車両はコペンで、東名高速の厚木IC~横浜町田ICの区間、往復30㎞ちょっとの距離を走行。
80㎞/h程度の速度と、100㎞/h程度の速度を目安に流れに乗った走りでの燃費差をチェック。
走ってみると、5速でのエンジン回転数は80㎞/hで約3000回転、100㎞/hで約3800回転だったが、それが燃費にどう表われたのか?
燃費結果は約80㎞/h走行時が22・6㎞/ℓ、約100㎞/h走行時が19・0㎞/ℓで、その差3・6㎞/ℓ。

3.真夏の青空駐車後は屋内駐車後より燃費は落ちるのか!?

屋内駐車後と青空駐車後にそれぞれエアコンを23℃に設定し、燃費を計測。 テスト車はハスラー。
まずは、屋内駐車後に音羽ニュルを3周し、燃費を計測。結果は、16・4㎞/ℓの燃費だった。
続いて、日光がさんさんと輝く青空のもとで2時間ほどクルマを駐車。その後燃費の計測を開始。
運転を開始すると、みるみるエアコンの風量がアップ!そして、停車時もアイドリングストップはかからないシーンが続出。
結果燃費は14・4㎞/ℓ。 外気温計は30℃をマーク。
青空駐車後の室内に入ると想像以上に暑く、しばらくの間汗が滲んでくるほどだった。

4.エアコン全開では

オートエアコンの設定温度を最も低くすると、燃費はどれだけ落ちるのか?26℃設定の場合と比較してみた。
テスト車はハスラー。走ったルートは、BCの前を通る目白通りメインに使って往復してBCに戻るという距離にして30㎞程度の一般道コース。
そして、この日は、ハスラーの外気温計で39℃を記録していた。
この猛暑日のなかまずエアコンを26℃設定で走ったところ、結果は12・9㎞/ℓをマーク。
次にエアコンの温度設定を一番低く設定すると、26℃設定では風量3だったエアコンがずっと全開の風量8をキープ。走っていた印象も加速がややもたつく場面がみられた。で、その燃費結果は12・5㎞/ℓ

5.タイヤ空気圧を適正より低くすると

テストに使ったのはコペン(5速MT、ルーフはクローズド)
本庄児玉ICから渋川伊香保ICの往復(距離は一般道でのUターンを含めて約70㎞)を、5速80㎞/hキープという方法で行った。
まず指定空気圧の240kPaでテスト。燃費は24・7㎞/ℓ。続いて空気圧約20%ダウンの190kPaでテストすると、燃費は約8%ダウンの22・7㎞/ℓまで低下。
乗っていても明らかに発進加速が遅くなったのが認識でき、ストップ&ゴーの多い街中だったら燃費の低下はさらに大きそうだ。
もうひとつ意外だったのは指定空気圧のほうが乗り心地がよかったこと。
これは空気圧が高いぶん硬い方向となり上下動が減ったためだと思うが、自動車メーカーがトータルバランスを考慮して指定空気圧を決めていることがよく理解できた。

6.アイドルストップOFFで

テストはハスラーで行い、1周約4・5㎞のアップダウンのあるBC周辺のコースを3周。エアコンは23℃に設定した。
まずは、通常どおりアイドリングストップONでテスト。夏場の暑い時期だったが、ほぼ毎回、計20回アイドリングストップが作動。再始動もしなかった。
これは、エネチャージとエコクールの効果によるところが大きいのだろう。
そして、アイドリングストップ時間は、10分45秒。
ちなみに今回テスト全体の13・5㎞の走破にかかった時間は、約39分。
つまり4分の1以上はアイドリングストップが効いていたことになる。燃料の節約量は80㎖。燃費は15㎞/ℓだった。
いっぽうアイドリングストップOFF状態でテストしてみると燃費は13㎞/ℓ。

7.ガス欠寸前とガス満タン燃費の違いは

BC~本庄サーキットまでの約105㎞の区間をスバルBRZで走った。
まずは、満タン時の燃費。ちなみにBRZの燃料タンク容量は50ℓ。ガソリンも銘柄ごとに成分が多少異なるが、比重でいえば0・73~0・76程度。ということは、ざっくりいってガソリンだけで、約37㎏の重さがあることになる。
そして、出た燃費は13・9㎞/ℓ。
その後燃料計に警告灯が点灯するまでガソリンを減らし、必要最低限のガソリンを再給油し、テスト!!燃費は、15・5㎞/ℓ。

8.ハイオク指定車にレギュラーを注入すると

弊社、社有車の先代レガシィ(ハイオク指定)でテスト!!コースは、音羽ニュル4周(約12㎞)だ。
最初にハイオクガソリンを入れてテスト。何事もなく走り燃費は8・4㎞/ℓ。
続いて、燃料警告灯が出たところでレギュラーガソリンを注入。
「レギュラーでいいんですか?」などとGS店員に言われながらも給油完了。そして、同コースを走った結果、燃費は8・3㎞/ℓ。

06/4/2 公開日の記事(ここから、ずっとカタログ燃費批判をしています)

全く参考にもならないカタログ燃費で、
しかも月数台しか売れていないインサイトMTを1位にして(ここ数年連続で)、
税金使って、国交省はお気楽ですね。

06/3/28 『平成17年の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10発表』
国土交通省は、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高めるとともに、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を図るため、毎年燃費の良いガソリン乗用車ベスト10を公表しています。

ランキングの基準にしている10・15モード燃費は、適正な(実用での)数値を出していない。

当社ユーザーの実燃費データと照合してみると、
普通・小型部門
2位 プリウス 1500cc 35.5→20km/L(カタログ燃費達成率56.4%)
3位 シビックハイブリッド 31→18km/L(58.1%)
4位 Vitz 1000cc 24.5→16.4km/L(66.9%)
5位 フィット 1300cc 24→14.5km/L(60.4%)

軽部門
5位・6位 R1・R2 660cc 24→14km/L(58.3%)

実燃費は、ドライバーの乗り方によって大きく変わってきます。
例えば、Vitzだと12km/Lというデータもあります。
軽だと、9km/Lというデータもあったりします。
エアコンの使い方や、走る道の様子などによって変わるので仕方がありません。

ただ、普通に使っても大体平均値くらいの燃費しか出せません。
国交省さん、倍近くサバ読みしてる10・15モード燃費ってなに?
こんな、正確とは言いがたい数字で税金を優遇したり、
ランキングを発表して国がお墨付きを与えたような印象を与えることをしたり・・・。

実際、輸入車の場合はカタログ燃費達成率が90%に近い車が多い。
つまり、10・15モードという検査がない地域で作られた車を輸入して検査すると実燃費に近く、
日本で作っている国産車は実燃費とかけ離れるのだ!意味不明。

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